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F1のレース結果やポイントランキング、ドライバー情報を紹介/2010



BMWザウバー・F1・チーム

BMWザウバー・F1・チーム

スイス人のペーター・ザウバーが率いる質実剛健を絵に描いたようなチームをBMWが買い取り、それを昨年撤退したBMWからザウバーが買い戻して元の持ち主のところに戻ったのが今のザウバー・チームだ。本拠地はスイスだが、元々メルセデスのスポーツカー・レースを請け負っていたことから、そのテクノロジー・レベルは高かった。

現在のF1テクノージーはまるでSF映画。例えば、コンピュータを使ってコースの状況を詳細に収拾したデータに連動させ、マシンに取り付けてあたかもコースを走っているような静的動態テストを実現させる装置がある。今や常識のそのシミュレーター“セブンポスト”を最初に使ったのがザウバーだった。

F1チームの中でも最先端と言われる大型風洞も所有し、既存のスーパー・コンピュータの3倍もの能力のあるコンピュータAlbert2を導入し、風洞では物理的に不可能だったテストを、高い演算能力で可能にしている。

2008年は、ロバート・クビツァがシーズン終盤までタイトル争いに加わるなど、実力のあるチームとして知られるが、2009年はレギュレーションの変更もあり、前年ほどの戦闘力は出せず、BMWがF1から撤退するきっかけとなった。

新生ザウバーはのドライバーは小林可夢偉とベテランのペドロ・デ・ラ・ロサ。2人のコンビネーションは絶妙だ。タイトル・スポンサーがないのが気になるが、F1を撤退したBMWからペーター・ザウバーがチームを買い取り、実はBMWが2010年の活動資金を出資している模様。序盤のダークホースとして注目を集めている。

本拠地 ドイツ-ミュンヘン/スイス-ヒンウィル
チーム代表 ペーター・ザウバー
ドライバー 小林可夢偉 / N.ハイドフェルト
シャシー C29
エンジン フェラーリ056
参戦 1993年
公式サイト http://bmw-sauber-f1-team.ch/

Nick Heidfeld

ニック・ハイドフェルト


元マクラーレンの奨学ドライバーしてとF3000を戦い、1999年にタイトルを獲得。将来を嘱望されたが、F1では、苦労人のイメージが強い。

2000年にプロスト・グランプリからF1デビュー。しかし、チームの不振で力を出せず、翌年にザウバーに移籍。印象的な走りは見せたものの、結果は残せず、2004年には、ジョーダンのシートしか残されていなかった。

だが、2005年には、BMWウィリアムズのセカンドシートをゲット。F1ドライバー人生に光明が差し始めた。BMWは、長い階段を一歩ずつ登る小柄な天才に、大きな期待を寄せていた。しかし、BMW(現在のザウバー)が2009年限りでF1からの撤退することを発表したため、チームを離れることになる。

2010年は、メルセデスのレギュラー・ドライバー最有力候補だったものの、F1に電撃復帰することになったミハエル・シューマッハにシートを奪われ、同チームのリザーブ・ドライバーに就任。その後、2011年からF1にタイヤを供給することになったピレリのタイヤ開発テスターを経て、シンガポールGPからペドロ・デ・ラ・ロサに代わり、古巣ザウバーのレギュラー・ドライバーとして起用された。

2007年からひげを生やすようになったハイドフェルトだが、その姿はスターウォーズに登場する若かりしころのオビ=ワン・ケノービそのもの。ちなみに、ハイドフェルトの息子は同映画に登場する人気キャラクターのヨーダと同じ名前であり、自身も最初のスターウォーズが公開された1977年生まれと、同作品と結びつきがと強いように思えるが、本人は同作品に全く興味がないようだ。

出身国 ドイツ
参戦 2000年
カーナンバー 22
タイトル 0
誕生日 1977年5月10日
公式サイト http://www.nickheidfeld.com/

kobayashi kamui

小林可夢偉


昨年の日本GPを発熱で欠場したティモ・グロックのピンチヒッターとしてフリー走行を走る。さらに、日本GPの予選でグロックがクラッシュし、ブラジルGP欠場が決定したため、正式にF1デビューを飾ることになった。

兵庫県出身らしく関西系の明るいノリの性格は、共にレースキャリアを積んだ中嶋一貴とは好対照。天性のドライビング・センスでマシン・コントロール能力は、折り紙付き。日本GPの金曜日のフリー走行で代理を務めることを開始の1時間前に知らされた。半年ぶりのF1ドライブをノーミスでこなし、インフォメーションの的確さでチームの信頼を高めた。

デビュー戦のブラジルGPで、ジェンソン・バトンと渡り合い、“ノーティボーイ(わんぱく小僧)”のあだ名を頂戴。物おじしない肝っ玉と、最終戦のアブダビGPでみせた作戦遂行力に世界中から注目を集め、新生ザウバーのシートを手にした。

F1ドライバーになることが幼いころからの夢だった可夢偉は、14歳のときにTDPのオーディションに合格。2008年から、F1への登竜門として知られるGP2シリーズに参戦し、ルーキーながら初勝利を挙げる活躍を見せた。パナソニック・トヨタF1チームには、2008年から3rdドライバーとして参加。2009年も引き続きチームの3rdドライバーを務めるかたわらで、GP2のアジアシリーズでチャンピオンに輝く。 2004年からヨーロッパに渡り、フォーミュラ・ルノー、F3、GP2とステップアップ。現在は街の雰囲気が気に入ったというパリに住んでいる。

ちなみに、好きなゲームはメタルギア・ソリッド・シリーズ。

出身国 日本
参戦 2009年
カーナンバー 23
タイトル 0
誕生日 1986年9月13日
公式サイト http://www.kamui-kobayashi.com/

illustration:Shuuichi Furuoka(Machine) / Satoru Morooka(Drivre) / ICEMAN(Helmet)

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