STINGER HOME / F1 DATA / 2010 チーム / AT&T・ウィリアムズ
プロモーション活動が主流を占めるようになったF1チームの中にあって、いまや唯一の純然たるレーシングチームと言えるのが、車椅子の闘将フランク・ウィリアムズ率いるウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングだ。
1970年代上旬のチーム誕生当時は、資金難にあえぎ、ウィリアムズ代表がレース後のパドックで、メカニックの帰りのガソリン代に充てるために、自身の腕時計を売っていたという逸話もある。苦節時代に別れを告げたのは1979年。サウジアラビアのスポンサーと出会い、潤沢な開発資金を得て、一躍トップチームに仲間入り。9回のコンストラクターズ・タイトルを記録している。
2007年以来、昨年まで使い続けたトヨタ・エンジンの使用を終了し、今年はコスワース・エンジンに切り替えた。
ドライバーは、最年長のルーベンス・バリチェロと新参のニコ・ヒュルケンバーグの新旧コンビで戦う。
| 本拠地 | イギリス-グローヴ |
|---|---|
| チーム代表 | フランク・ウィリアムズ |
| ドライバー | R.バリチェロ / N.ヒュルケンバーグ |
| シャシー | FW32 |
| エンジン | コスワースCA2010 |
| 参戦 | 1975年 |
| 公式サイト | http://www.williamsf1.com/ |
Rubens Barrichello
ルーベンス・バリチェロ

フェラーリ移籍初年度の2000年ドイツGPでF1初優勝を飾った時、表彰台でまるで子供のように泣きじゃくり、一気に人気者になった。
ウェット路面での卓越した運転能力に定評があるバリチェロだが、2006年にフェラーリからホンダに移籍するも、持ち味を生かせないままF1を引退する可能性がささやかれ始めていた。しかし、2009年にホンダがブロウンGPに生まれ変わってからは、チームの戦闘力が大幅にアップ、チームメイトのジェンソン・バトンと共にコンスタントにポイントを獲得し、久しぶりに明るい表情が見られるようになった。シーズン終盤の第16戦ブラジルGPまでバトンとタイトル争いを演じ、ポール・ポジションという最高の位置から母国GPを迎えたが、結果は無念の8位に終わり、チームメイトにタイトルを持っていかれてしまった。タイトルの可能性はなくなったが、すでに峠を越えたと思われながら、堂々のランキング3位に輝き、名門ウィリアムズに移籍した。
ミハエル・シューマッハを除けば最年長。現在、最多出場記録を更新中。今年中に300戦の大台に乗る。
| 出身国 | ブラジル |
|---|---|
| 参戦 | 1993年 |
| カーナンバー | 9 |
| タイトル | 0 |
| 誕生日 | 1972年5月23日 |
| 公式サイト | http://www.barrichello.com.br/ |
Nico Hulkenberg
ニコ・フルケンベルグ

ドイツ出身の22歳。97年に10歳でゴーカートのレースに参戦し、02年からドイツ・ジュニア・カート選手権に参戦。05年からはフォーミュラBMWに舞台を移し、07年にはA1GP、08年ユーロF3、09年GP2でチャンピオンを獲得。しかし、速いが壊す、という評判も。粗削りは、発展途上ドライバーの通る道、という見方もあるが、今年が正面場だ。
ウィリアムズとは08年からの付き合いで、08年と09年はテスト・ドライバーを務め、今年からフルタイム・ドライバーとしてチャンピオンシップに挑む。
| 出身国 | ドイツ |
|---|---|
| 参戦 | 2010年 |
| カーナンバー | 10 |
| タイトル | 0 |
| 誕生日 | 1987年8月19日 |
| 公式サイト | http://www.nico-huelkenberg.com/deutsch/ |
illustration:Shuuichi Furuoka(Machine) / Satoru Morooka(Drivre) / ICEMAN(Helmet)
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