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F1に燃え、ゴルフに泣く日々。/山口正己

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2016年8月19日

ル・マンを振り返るトヨタの映像のキャッチにちょっと違和感

◆◆◆ガズー.jpg

◆「魔物よ、次こそお前の想像を、超えてやる」。

◆TOYOTA GAZOO Racingは、8月18日(木)に公開されたル・マン24時間レースを振り返る映像「ル・マン2016 ドキュメントムービー」の特別ハイライトページの冒頭にこの言葉を使った。

◆正直、どこまで素直じゃないのだと思ってしまった。そう思うアンタが素直じゃない、という意見もあると思うが、このフレーズが、相変わらず"トヨタらしい"違和感を感じ、負け惜しみに聞こえるのは、ル・マンという歴史あるイベントに尊敬の念を持つ前に、自らのことに言及してしまっているからだ。

◆ボクシングの試合後に、今まで殴りあっていた選手が抱き合うのは、勝敗に関係なく、力を出し切った美しさを共に讃えているからだ。そういう場面で敗者の、"オマエを越えてやる"という言葉には、そうした戦士の対戦相手やその場に対する愛を感じられない。

◆勝つことだけが参戦目標になってしまっている狭義の思考回路を思わせることもひっかかる理由だ。もちろん、勝たなければダメ。でも、勝てばいいのではない。

◆基本的なところが理解されない限り、トヨタは永遠にル・マンに勝てないと思ってすっきりしない気分になった。仮に勝っても、無味乾燥な自己満足の勝利にしかならず、ル・マンという伝統のレースに勝った、という表面的データ以外、歴史的な意味を見いだせないことになる。

◆本質的な勝利を掲げるために、必要なことを、ビッグカンパニーとして探求して次に挑んでほしいと心から想う。

[STINGER]山口正己

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