F1に燃え、ゴルフに泣く日々。/山口正己

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2017年6月 6日

F1とインディカーシリーズ

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◆いつだったか、プロレスは八百長だ、という意見に対して、アントニオ猪木が、「いつでも勝負してやる!!」と息巻いたことがあった。まったく意味なし。猪木が強いに決まっているので。

◆しかし、八百長、と言った人は、言葉を間違えた。プロレスは、興行として分かりやすくするために、大げさに表現するわけで、それを八百長というのはちょっとお門違い。猪木がムッとするのも無理はない。

◆ボクシングとプロレスを比べると、ボクシングの方がストイックで、まぁ、本物そのままで、プロレスは脚色がある、というようなことだと捉えると、F1とインディは何となく似ているような気がする。

◆F1は、自分でマシンを作るコンストラクターにしか参戦権がない。インディは、市販のクルマで出られる、という根本的な成り立ちの違いがある。両者を、イコールコンディションうんぬんと区分けする考え方もあるけれど、これはあまり意味がない。そもそもF1とインディカーは、イコールコンディションのとらえ方が違うからだ。

◆インディカーは、できる限り同じ条件に揃えて戦わせる、という考え方。対するF1は、規則を決めてその中で戦わせる、という考え。F1の規則は、"できる限り同じ条件"にするためではなく、範囲を決めるだけ。力のある者が勝つ、という考え方だ。

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ヨーロッパの階級社会が投影されるするモナコGP。

◆ヨーロッパの階級社会と、アメリカの公平さのとらえ方の違いのような思考回路が根底にある。インディカーはGパンとTシャツの気軽さがあるけれど、若干安易なイメージ。F1はタキシードのかっこよさとそのための堅苦しさがある。というようなことだろうか。

◆シリーズの格調で言うとF1が上と思うが、ドライバーが楽しめる、という視点ではインディカーが上かも。

◆そうした細かな分け方もできるけれど、何はともあれ、インディ500はあらゆる意味で別格。モナコも別格だが、さらにインディの方が異次元の世界と私は感じている。

◆さらに、WECの中でル・マンが特別だが、インディカー・シリーズのインディ500の"別物度"は桁違いだ。アメリカ人はなんでも自分たちが一番と思っているので、アメリカだけでやっている野球を平気で"ワールドシリーズ"と言っちゃったりしているけれど、インディ500だけは、観客の数だけでなく、世界最大のモーターレーシングというのは、反論できない説得力がある。

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photo by [STINGER]


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